同期
DiMakerは、Google DriveやYandex Diskなどの外部クラウドストレージと自動で同期を行うことができます。 ストレージ内のすべてのファイルやフォルダーはクラウドにアップロードされ、最新の状態が維持されます。 同期はDiMaker上での操作(作成、編集、移動など)のたびに自動的に行われます。
権限の付与
同期を有効にするには、「ストレージ」のツールバー上の「同期」ボタンをクリックし、ドロップダウンメニューから「接続」を選択してください。 次に、認証とアクセス許可を行うウィンドウが表示されます。同じ手順を「統合」セクションから行うことも可能です。
「同期」メニュー。
プライバシー
DiMakerは同期中に作成またはアップロードされたファイルのみへの読み取りおよび書き込みアクセスを得ることができます。他のクラウドストレージのファイルにはアクセスできません。
権限を提供すると、同期が直ちに開始されます。初回の同期は既存のファイル数によっては時間がかかる場合があります。 クラウドストレージにはまずフォルダー構造が作成され、その後ファイルがアップロードされます。 同期のステータスは同じメニューにアニメーションで表示されます。同期が機能しない場合は、手動で再実行するか、設定でアクセス権を取り消して再度提供してください。
Google Drive
初回同期時に「DiMaker」フォルダーが作成され、すべてのファイルがその中にアップロードされます。 同期後、このフォルダーを名前変更したり、Google Drive内の別の場所に移動することが可能です。
Yandex Disk
Yandex Diskでは、ファイルやフォルダーは「アプリケーション」フォルダー内の「DiMaker」に同期されます。 初回同期後、このフォルダーを名前変更することが可能です。 ファイル名やフォルダー名はDiMaker内と異なる場合があります。これは、DiMakerでは同じ名前のファイルを1つのフォルダー内に保存することができますが、 クラウド同期時にはファイル名が一意になるよう、名前に括弧付きの番号が追加される仕様になっているためです。
一方向同期
クラウドストレージ内のフォルダー(従属フォルダー)は、DiMaker内のフォルダー(主フォルダー)と自動的に同期が維持されます。
つまり、クラウドから要素を削除しても、次回の同期時に再び表示されます。一方、DiMaker内で要素を削除すると、それもクラウドから削除されます。
注意: ファイルをDiMakerから削除し、クラウドに残しておきたい場合、事前に必要な要素をクラウド内の別の場所へコピーしてください。
その後、DiMakerから削除することが可能です。
名前変更
同期されたフォルダーやファイルは、クラウドストレージ側で名前変更できます。この場合、新たに追加されたファイルは名前変更されたフォルダーにも正常に同期されます。 ただし、DiMaker側でフォルダー名を変更した場合、その名前変更は即座にクラウドストレージ側にも反映されます。
同期の実行
ストレージの同期は、ファイル作成、移動、名前変更などの変更があるたびに自動で行われます。手動で同期を実行する場合は、ストレージのツールバーで「同期」ボタンを押し、ドロップダウンメニューから「今すぐ同期」を選択してください。 また、同じ操作を「統合」セクションから行うことも可能です。
「同期」メニュー - 「今すぐ同期」ボタン。
完全な同期を行う必要がある場合、事前にクラウドストレージ内のアップロードされたファイルやフォルダーを削除する必要があります。
必要に応じて、同じメニュー内のスイッチを使用して同期を停止することが可能です。後に同期を再び有効にする場合、アクセス権を再設定する必要はありません。
アカウント
DiMakerでどの認証方式を使用していても、クラウドストレージを同期用に接続することができます。 ストレージの同期用アカウントは、認証に使用したアカウントと異なるものでも構いません。たとえば、1つのGoogleアカウントでDiMakerにログインし、クラウドストレージのアクセス権を提供する際、同じアカウントまたは別のGoogleアカウントを選択することが可能です。
1つのDiMakerアカウントに対して接続できるGoogle Driveアカウントは1つ、そしてYandex Diskアカウントも1つに限られます。 ただし、1つのGoogleアカウントには、複数のDiMakerアカウントを接続して、異なるDiMakerアカウントでデータを同じGoogle Driveにアップロードすることが可能です。