メールのステータス
このサービス内のすべてのメールには、4つのステータスのいずれかが付与されます。各メールは順を追って各ステータスを通過するか、またはすぐに「送信エラー」のステータスを取得する場合があります。
送信済み. メールが生成され、送信用メールサーバーに転送されました。このステータスの状態は通常1分未満です。ただし、場合によっては送信がさらに長くかかることがあります。
配信済み. メールは受信者のメールサーバーで「配信された」として受理されました。ほとんどの場合、これによりメールが受信トレイに配信されることを意味します。しかし、一部のメールサービスでは、応答後数分以内にメールが配信される場合があります。また、メールが「通知」や「プロモーション」に振り分けられる場合や、場合によっては「迷惑メール」として分類される場合もあります。一般的に受信者のメールサーバーは、メールボックス内での配信先の詳細を提供しません。それでも、このステータスはメールがメールボックスに確実に配信されたことを意味します。
閲覧済み. このステータスは、受信者がメールを開いたことを意味します。メールを開くと特別なトラッカーが読み込まれ、閲覧状況を追跡します。ただし、一部のメールサービスやメールクライアントは、このトラッキングをブロックする場合があります。したがって、すべての開かれたメールが必ず「閲覧済み」として記録されるわけではありません。それでも、このステータスが付与された場合は、確実にメールが閲覧されています。メールが開かれると、それ以降「配信済み」として表示されることはなく、「閲覧済み」に変更されます。
送信エラー. メール送信中に問題が発生したことを意味します。メールは送信されていません。主なエラーは以下の通りです：
- メールアドレスの入力ミスまたは誤記. メールがこのアドレスに配信できません。例えば「@」が無い場合、またはメールアドレスに日本語が含まれている場合など。時折、gmail.comの代わりにgmail.ru、またはyandex.ruの代わりにyandex.ryといった入力ミスもあります。このようなアドレスの誤記修正を自動化するための設定は、メール設定内で有効化できます。
- 受信者が見つからない. 受信者側のメールサーバーが、指定されたメールアドレスが存在しないと応答しています。アドレスの記入に誤りがある可能性があります。
- 受信者のメールボックスが満杯. メールボックスがいっぱいでメールを受信できない状態です。受信者はメールボックスの空きを確保するか、メール受信が可能なプランを契約する必要があります。
- 以前の受信者による「スパム」マーク. 受信者が以前にスパムとしてマークした場合、それ以後このアドレスにはメールが送信されません。誤ってスパム報告された場合は、サポートチームに連絡してリストから削除してもらうことができます。
特定のメールの配信ステータスやエラー原因についての詳細な情報を確認するには、そのメールを開き、「ログ」ボタンをクリックしてください。
ツールバー上の「ログ」ボタン。
開いたウィンドウには、送信および配信ステージに関するすべての情報が表示されます。メールが送信されていない場合、「RecordType」セクションの「Bounce」、「Description」や「Details」の項目で、受信者のサーバーが提供するエラーの詳細情報を確認できます。
「Description」と「Details」のフィールドが表示されるログウィンドウの一例。
メールの再送信
メールアドレスに誤りや誤記があった場合、ファイルを再送信することができます。そのためには、ファイルを選択し、メニューの「データを編集」をクリックします。その後、「別のメールアドレスに送信」タブで正確なメールアドレスを指定してください。
別のメールアドレスにファイルを送信する画面。
「メールテンプレート」フィールドは、作成時に指定されたテンプレートをそのまま利用する場合、変更する必要はありません。または、利用可能なテンプレートの中から手動で選択することも可能です。
新しいメールと古いメールは「メール」セクションに表示されます。一方、Disk（ディスク）では、ファイルの送信ステータスは最新のメールの状態に基づきます。再送信時に、複数のファイルを1つのメールにまとめることはできません。