基本設定
サービスの主要な動作パラメーターを設定します。
PDFファイルを作成する
この設定を無効にすると、JPGファイルのみが作成されます。JPGファイルは、%image変数を使用してメール本文に埋め込むことが可能です。有効にすると、PDFとJPGの両方が作成されます。ただし、ディスク容量の計算には常にJPGファイルのサイズのみが考慮されます。
PDFファイルには2つの種類があります。
- ラスタライズされたファイル: この形式では、ドキュメントの背景とテキストが一体化します。このため、テキストを選択してコピーすることはできません。この形式は、背景が他のソフトウェアで簡単に再利用されることを防ぐために重要な証明書やディプロマに最適です。
- 背景と分離されたテキスト: この形式では、テキストが背景の上に配置され、選択やコピーが可能です。このタイプのファイルは、例えばプロモーションコードをコピー可能にしたいギフト券などに適しています。この場合、背景は単なるデザイン要素で、特に重要ではありません。
テキストに微妙なぼかしを加える
ドキュメント背景に元々含まれているテキストは、DiMakerで追加されるテキストよりもわずかに不鮮明に見えることがあります。これは、背景がラスタイメージである一方、フォントがベクターデータであるためです。
追加されたテキストと背景のテキストの差異を目立たなくするために、DiMakerで追加されたテキストに若干のぼかしを加えることができます。これにより、背景テキストとほとんど見分けがつかなくなります。
背景テキストとの差異を最小限に抑えるために、適切なぼかしのレベルを設定できます。元の画像の品質が高いほど、必要とされるぼかしの程度は低くなります。
高品質のファイルを作成
デフォルトでは、生成されたファイルはJPG圧縮75%で保存されます。ただし、この圧縮率がファイル全体の品質に悪影響を及ぼす場合があります。この設定を有効にすると、圧縮率が100%まで引き上げられます。その結果、ファイルサイズは約1.5倍に増加します。
メールでファイルを送信する場合、この設定を慎重に検討してください。添付ファイルのサイズ制限は10MBです。JPGとPDFの両方を添付する場合、2つのファイルの合計サイズが10MBを超えるとメールは送信されません。
生成ファイル名にユニークIDを追加する
ディスク上のファイル名は、ドキュメントの名前や、ファイル作成時に「ファイル名」欄で指定された内容に基づいています。同じ名前のファイルが存在しても、ディスク内で重複して保存されます。そのため、フォルダ内に同一の名前を持つファイルが多数存在する可能性があります。作成後にファイルを手動で整理する予定がある場合、ファイル名にIDを追加することで作業が容易になります。