作成ウィジェット
作成ウィジェットを使うことで、ユーザーは自身の個人情報を入力してファイルを簡単に自動生成できるようになります。ウィジェットには、メールアドレスや電話番号による認証機能を一覧による確認とともに追加することが可能です。
ウィジェットを追加するには、「ウィジェット」→「作成ウィジェット」を開き、対応するボタンを使ってウィジェットを追加してください。ウィジェットは無制限に作成可能です。ウィジェットを利用するには、設定から有効にする必要があります。
ウィジェットのフィールド
ウィジェットの主な領域は、入力フィールド、テキストブロック、ドロップダウンリストなど、さまざまな要素で構成されています。訪問者が入力したデータはディスク上のファイルに保存されます。文書内で使用される変数は、ファイル内の変数に置き換えられます。
各フィールドに以下の設定を指定する必要があります:
- フィールドタイトル: フィールドの横に表示されます。例:「氏名」や「メールアドレス」など。
- フィールドタイプ: フィールドの外観を決定します。
- ヘルプテキスト: フィールドの下に表示されます。
- 変数に保存: 入力された結果を保存する変数を指定します。変数は文書の中で％記号付きで指定します（例: %name, %施設, %email, %phone）。
- 必須項目: このスイッチをオンにすると、ユーザーにフィールドの入力が必須になります。
フィールドを削除するには「削除」ボタンを使用し、新しいフィールドを追加するには「追加」ボタンを使用します。設定時の並び順に従ってフィールドが表示されます。並び順を変更したい場合、フィールドをドラッグして必要な位置に移動できます。
ウィジェットの設定
- ベースドキュメント: 作成ファイルのベースとなる文書です。この文書内に変数を含めておく必要があります。これらの変数はウィジェットのフィールドデータに置き換えられます。
- ファイル保存先フォルダ: ウィジェットで作成されたファイルは、指定したフォルダに保存されます。このフォルダは必要に応じて別のフォルダに移動可能です。フォルダを削除した場合、新しいフォルダが自動的に作成されます（例: 文書タイトルがフォルダ名になります）。「新しいフォルダを作成」を選択した場合も同様です。
- メールテンプレート: フィールドに%email変数が含まれている場合、ファイルが入力されたメールアドレスに送信されます。「メールテンプレート」設定から送信に使用するテンプレートを指定できます。
- ウィジェットタイトル: ウィジェットのタイトル部分に表示されるテキストです。
- サブタイトル: タイトルの下に補足情報や記入ガイダンスを表示できます。
- ボタンテキスト: ファイルを作成するボタンに表示されるテキストです。デフォルトで「作成」となっており、自由に変更可能です。
- 作成完了メッセージ: ファイル作成が完了した後に表示されるメッセージで、作成されたファイルの上部に表示されます。
認証
認証設定は、誰がウィジェットを使用できるかを決定します。
- 認証なし: 誰でもウィジェットを利用できます。フィールドに%emailまたは%phone変数が含まれている場合、それらのデータは確認なしに保存されます。
- メールアドレス認証: メールアドレスの所有者であることを確認するため、指定されたアドレスにワンタイムコードを送信します。このコードを入力しないと、ファイルの作成はできません。
- 電話番号認証: 指定された電話番号に短い着信を送信し、訪問者に発信番号の最後の4桁を入力してもらうことで所有者であることを確認します。
「送信者」パラメータで、ワンタイムコードを送信する際に利用される送信者を指定できます。
リスト認証: ユーザーのメールアドレスが事前作成したリスト内に存在することを確認します。この方法により、対象のユーザーグループを制限できます。「設定」ボタンでリストのテーブルまたはドキュメントを指定し、アドレスが記載されている列を選択してください。「行の削除」スイッチを使えば、認証後に指定アドレスをリストから削除することもできます。
リスト認証: ユーザーの電話番号が事前のリスト内に存在するか確認します。番号は国際形式（例: +71234567890）のみで入力される必要があります。「行の削除」スイッチを有効にすると、認証後に番号がリストから削除されます。
1ファイルのみの作成を許可
この設定を有効にすると、訪問者は指定されたメールアドレスまたは電話番号につき1つのファイルしか作成できません。認証が有効の場合、アドレスまたは番号の所有権を確認する必要があります。認証が無効な場合、他のアドレスや番号を入力してウィジェットを再度利用することが可能です。不正使用を防ぐには、事前リスト認証または電話番号認証の設定を有効にすることをおすすめします。
ファイル作成後、自分に送信
ファイル作成が完了すると、入力されたアカウントメールアドレスにファイルが送信されます。「メールテンプレート」フィールドで送信に使用するテンプレートを選択可能です。テンプレートの設定でカスタマイズできます。メール本文に%data変数を記載すると、ファイルデータが表形式で挿入されます。
「友達と共有する」ブロックを追加
ファイル作成後、プレビュー下にソーシャルメディアやメッセンジャーの共有ボタンが表示され、サイトリンクを共有できます。
デザイン設定
ウィジェットのメインカラー（ボタンや主要要素）、テキストカラーをカスタマイズ可能です。また、ウィジェットの要素に個別のCSSスタイルを追加することもできます。
ドメイン
ウィジェットを配置するドメインを指定してください。他のサイトにコードが埋め込まれた場合、ウィジェットは動作しません。URLリンクで利用する場合は、このフィールドの入力は不要です。
サイト用コード
サイト上にウィジェットを表示するには、指定されたコードを必要な場所に追加してください。通常、このコードはウィジェット作成専用のページに配置されます。サイト管理システムでJavaScriptコードを挿入できる場合は標準コードを使用し、それができない場合は簡略版のコードを使用してください。標準コードの場合、ウィジェットの高さはコンテンツに応じて調整され、追加スクロールは不要です。
URLリンクによる利用
ウィジェットはURLリンクを通じて使用できます。このリンクをコピーして、必要な相手に送信すれば利用可能です。
ウィジェットの動的設定
ウィジェット設定を動的に変更することで、サイトの異なるページに合わせた表示や特定の設定変更が可能です。たとえば、複数のウィジェットを配置したい場合や、メールテンプレート、デザインカラー、または使用ドキュメントを簡単に変更する際に便利です。詳細はこちらをご覧ください。